
私たち人のホルモンの仕組みは、石器時代からほとんど変化していません。一方、生活環境は急速に変化し、本来のホルモンの作用、私たちの体を守る。という機能が働かなくなっています。そのため体と社会環境との間で、様々なストレスを感じるようになったのです。昼と夜が反対の生活をしたり、時差ボケなどホルモンバランスを大きく乱します。
今では、ホルモンによるストレスなどをコントロールする研究も進んで、女性の更年期障害、骨粗しょう症、うつ病などのホルモン剤が開発されています。また、ホルモン剤を使い老化を遅らせたり、性転換などもコントロール出来るようになりました。しかし、長期的な体への影響は疑問が残るようです。
これらのホルモンは組織の分化、成長、生殖器の発達、恒常性などを調節する重要な働きをします。あるホルモンは活性化し、あるホルモンは細胞の中のDNAに指令を送り、タンパク質を生成したりと体内ではホルモンを分泌する内分泌器官は複数あり、分泌されるホルモンも様々です。
体内で生成されたホルモンは臓器に達するとまず、レセプターという受容体と結合します。そして甲状腺ホルモンやステロイドホルモンなどはDNAに働きかけ、機能を発揮します。一方下垂体ホルモンやペプチドホルモンは細胞表面の膜レセプターに作用します。
このようにホルモンの体内での働きは重要で、一定の安定した恒常性を保つ機能を持っています。また気候や環境、情動などから来る影響を受け、ホルモンが過剰に生成されたり、不足したりもします。それが原因で体調が崩れたり、病気になったりするのです。
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