
毎日仕事をしていると、もちろん疲れが溜まっていきます。この疲れもホルモンのバランスを崩す原因のひとつです。日本人はよく働くと言われていますが、働きすぎに体調を崩すという人も少なくないです。この疲労を回復させないままでいると、自律神経が乱れホルモンバランスが崩れる原因となるのです。
疲れが蓄積すると、まず脳や内分泌、免疫機能の働きが弱くなり、人間が本来持っている自然治癒力が低下してしまいます。そして、疲労が続くと、不眠や精神不安定などになり、ホルモンバランスの崩れをさらに加速させてしまいます。それでも休息をせずに、働いていると体力がなくなり、気力もなくなり、最悪の場合突然倒れて、そのまま死亡する可能性もあります。これが過労死です。
過労になると、脳の下垂体の細胞がどんどん死んでしまいます。ラットの実験では、過労は生体機能が落ちるだけと思われていましたが、実際は生命維持の器官が破壊されていることが分かりました。脳の下垂体はホルモンの分泌をコントロールする器官です。この細胞が破壊されるということは、ホルモンバランスに与える影響はとても大きいものになるでしょう。
このことから、今まで過労とは生体機能の低下という認識でしたが、生死に関わる重大なことと認識されるようになりました。家事、育児、勉強に仕事など頑張らなくてはいけないことは、現代社会ではたくさんありますが、疲労が溜まってきたなと思ったら、休養をとることも大切なのです。
心と体を休ませ、ホルモンの分泌を整えることは頑張る以上に必要なことかもしれません。
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